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日本陸海軍・自衛隊の○○式という呼び名について
前の記事で書いた○○式戦車とかの○○は制式化された年数を示しています。
しかし三式中戦車、八九式中戦車、九七式中戦車、三八式歩兵銃、61式戦車、74式戦車、90式戦車、百式司偵、零式艦上戦闘機を制式化された順に並べよと言ったときには数字通りにはなりません。八九式中戦車の翌年90式戦車なんてありえませんよねwwwwまた、10年式擲弾筒などもあり、更にややこしくなっています。 命名基準を考えるとき、「皇紀」を知っていることは大切です。皇紀とは、古事記で神武天皇が橿原神宮で即位した年を元年として定められたものです。覚え方は 西暦1940年=昭和15年=紀元2600年 (紀元は皇紀と同じ意味) です。5の倍数で非常に覚えやすいです。昭和15年には「紀元2600年」という歌までつくられ、日本の長い歴史と伝統を祝ったそうです。 また今は紀元2665年です。 まず日本陸軍の命名基準は ・○○年式 : 明治32年までと大正年間の年号 ・○○式 : 明治33年~明治末年の年号と昭和2年~昭和14年の皇紀の下二桁 ・○式 : 昭和16年~昭和20年の皇紀下一桁 例外 昭和15年(皇紀2600年) : 陸軍では百式、海軍では零式 戦後の自衛隊の命名基準は単純明快で西暦の下二桁です。 これを整理すると三八式歩兵銃→十年式擲弾筒→八九式中戦車→九七式中戦車→零式艦上戦闘機=百式司偵→三式中戦車→61式戦車→74式戦車→90式戦車 となります。
by wotakura
| 2005-11-07 18:26
| 軍事
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